出張日当で節税
出張日当は、手っ取り早い確実な節税方法です。
会社側では、費用に計上でき、貰った個人側では非課税所得(所得税がかからない)になります。
もちろん、いくらでもOKという事にはなりません。
では、いくらなら大丈夫という明確な基準もありません。
なので、逆に税務調査では調査官も少し高いなと感じるくらいでは、
否認する事はできません。
実際に、以前あった税務調査では、話題には上がりましたが
こちらは妥当と考えているので、否認したいのであれば更生をうってくれと
言いましたら、結果はスルーされました。
出張日当の妥当な金額の参考になるものとして、
産労総合研究所が出しているレポートがあります。
http://www.e-sanro.net/jinji/j_research/j_research04/pr1509/
これによると平均支給額は,社長4,496円,専務3,960円,常務3,764円,取締役3,496円,部長クラス2,809円,課長クラス2,652円,係長クラス2,394円,一般社員2,276円となっております。
これはあくまでも平均なので、それぞれの会社の実情も加味し、
私の個人的感覚では国内出張で2万程度までは通せる会社も
多いかと思います。
まずは、出張旅費規定を作成し、規定による金額があまりにも高額にならないように設定し、
その規定通りに運用して下さい。
※特定の人に利益があるような規定に作り方ですと給与認定されます。